うつ病日記

うつ病で2018年秋から休職中

2019年6月30日日曜日

就寝時刻:3時

起床時刻:11時半

 

前日は遅かったのでそのままゆったりと寝て、朝も遅めに起きる。

ストレッチしてから、昼食を食べに出る。昼食を食べて図書館、カフェへ。図書館では『うつの医療人類学』を借り、エヴァ3話、4話と、宇多田ヒカルのライブ映像を見ていた。

 

エヴァは、家出のシーンで心がうるっと来てしまった。ここにいたくない、でもどこか行きたい場所があるわけでもない、ただそこで受け容れてくれればいいだけなのに、それが叶わないから居られない、帰れない。環状線をぐるぐる回るだけ。

こういう不条理な状況に対する切ない感情をえんえんと見せられるアニメなのだろうか。まだ全然全体が見えない。なんでシンジが呼び出されたのか、投げ出さないで乗ろうとしているのか。ただ父親が好きだからとか、父親とのアンビバレントな葛藤みたいな話で押し通されたらちょっと物足りないな、とは思う。

何となくあまのじゃくな気持ちで、「エヴァンゲリオンファンになってなるものか」と思っているふしがある。

 

宇多田ヒカルのライブ、見ていたら感動してしまった。宇多田ヒカルのはつらつで健康的な肉体。セクシーとも言いたくなるが、通常セクシーと言うときの後ろ暗さのようなものはない、表通りの、それでいて素朴な魅力。ぱっちりとした目鼻の可愛らしい表情。しゃべっているときは初々しく可愛らしい。一方で歌声はもちろん力強い。当然姿勢もぴんとしていてまっすぐ。この健康な肉体から、陰から陽までの幅広い表現が可能になっているのだなと感じさせられる。歌や曲調で切なく締め付けられてても、底にある健康さ・エネルギーに励まされる感じがする。

普段CDで聴いているのと同じ曲でも、微妙に歌い方が違うと嬉しい。そのように歌われたことが、そういう出来事があったのだ、という強度を感じられて嬉しい。