うつ病日記

うつ病で2018年秋から休職中

2019年7月6日土曜日

就寝時刻:28時

起床時刻:17時

気分:20点(100点満点)

 

前の日は、何となく腹が立ったり悲しくなったりして、とにかくすぐに寝てやるかという気分でダラダラ夜更かししていた。だいたい音楽を聴いていた。脇でちょろちょろと文章を書いたり。結局家を出ようという考えに至り、賃貸物件を借りるのとウィークリーマンションとで比較していた。比較検討の結果、仲介手数料まで考えると1ヶ月ならウィークリーマンションの方が安い、2ヶ月ならとんとん、3ヶ月以上は賃貸の方が易そうだという結論になった。そのコスト面での計算と、そもそも2ヶ月くらいの賃貸は好まれないらしいという通念を加味すると、まずはウィークリーマンションを借りるのが良さそうだ。離れた生活がこれ以上長期化するかは、後々考えれば良い。

 

たっぷり寝て、17時に起きる。まだ眠くて頭が痛い。お腹が空いた気もするし、頭痛はコーヒーで紛らわせればいいかととりあえず家を出る。がつんとしたものが食べたい、麺類は飽きたと思い、マクドナルドに入る。ダブルチーズバーガーは美味しく食べられたが、冷めたポテトと甘すぎる野菜ジュースを残す。後ろから抱きついて彼女の胸を揉んだりキスする高校生、先生だか親だかのお説教について愚痴る高校生を見て、何となく懐かしい気持ちになる。カフェに入ってアイスコーヒーを頼むが、頭痛が治らず寝たくなる。

家に帰って寝っ転がる。宇多田ヒカルを聴くと非常に心に染みて、涙が出てきた。漠然とした悲しさや、大学時代の楽しい思い出と比較して社会人になってからの生活の暗さへの切ない思いを感じているうちに、頭痛は軽くなっていた。生活リズムの乱れに起因する純粋に生理学的なものではなく、感情と何となくリンクしているようだ。

楽になったのと、お腹が空いたあたりで、すだちそうめんを外に食べに行く。すだちそうめんは美味しかった。その後ファミレスへ。

 

本屋で坂田ミギー『旅がなければ死んでいた』を読む。買うほどかというと分からないけれど、まあまあ面白い。面白いけれど、自分には行けないなと思う。今は、旅は体験談を読むくらいが楽しいのかもしれない。

家に帰って小林エリコ『わたしは何も悪くない』を買う。ついでに表示されていた田房栄子『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』が読みたくなって買って読み始めてしまう。一息に読み終えてしまう。

苛立ちとか悲しみとか恨みとかそういう感情に真っ向から向き合って丁寧に言葉にしているので、こちらも一緒に向き合って解放されたような気持ちになってくる(自分の問題は自分の問題で時間を設けて整理しなければいけないのだろうが)。男児の出産前から出産後にかけて、さまざまなテーマが同時並行的に走っていて、非常に内容が濃い。タイトルに関連する場面でいうと、内なる男性嫌悪に気づき、男性を「可愛いもの」として眼差し、愛の表現として下手に出ることを学ぶようになるというのがストーリーだろうか。でも、それだけではとてもまとめきれたものではない、という感じがする。

夢中になって読んだだけで少し救われた感じがする。気分が楽になった気がする。