うつ病日記

うつ病で2018年秋から休職中

2019年7月8日

就寝時刻:28時

起床時刻:11時半

気分:40点(100点満点)

 

昼前に目が覚めたので、まあついでにと起きる。

昼食を食べてカフェで小林エリコ『わたしはなにも悪くない』を読み終える。これだけの悲惨さを明晰な一人称の文章で伝えられるというのは稀有なことなのだろうと思う。文章を書き通す意志、「自分が感じていることはどんなに間違っているとされようと自分が感じていることなんだ」とそれを表明する自信、そもそもの語彙力や読みやすさ、など。入院すること、生活保護を受けること、自分のためにお金を出してくれない親の下に育つこと、その苦痛がヒリヒリと伝わってきた。

いったん帰って部屋に掃除機をかける。床を空けるのが大変かと思ったが、やり始めてみたら一瞬だった。洗濯をして、ズボンはコインランドリーの乾燥機へ。変な臭いがついてしまったので、高温のコインランドリーの乾燥機にかければ菌が死滅してにおいが消えるというのを信じてやっているのだが、どうだろうか。

ゴロゴロした後またカフェに入る。『健康で文化的な最低限度の生活』を読み始める。勉強になるし、絵が上手くて安心して読める。熱すぎず引きすぎずのちょうどいい温度感。しかし内容はしんどい。不正受給としないために、働いて稼いだお金すらも没収しなきゃいけないという制度。グレていたが一生懸命バイトしてギターやCDを買うことで趣味と友達もできて前も向き始めた、その前進も遮られなければいけない、「俺は何のために稼いだんだよ」と……。つらい話だ。

アクティブに過ごすのは難しいが多少なら読書はできる、それに中断していたテラスハウスを見る気になった……というくらいの元気さ。

明日はウィークリーマンションをとれると嬉しい。