うつ病日記

うつ病で2018年秋から休職中

2019年7月26日金曜日

就寝時刻:25時半

起床時刻:8時半

気分:50点(100点満点)

 

なぜか異常にスッキリとした気持ちで、目覚まし時計が鳴る前に起きる。

起きてカフェで朝食をとり、11時からカウンセリングに。

 

あんまりこんなことを気にするのもどうかとは思うのだけれど、大船渡高校の佐々木投手が県予選の決勝戦に登板しなかった話題とそれをめぐる議論をインターネットでついつい見てしまう。意見を共にしない他者がいて疲れるなあと思う。

自分の意見としては、そうなったのだからそれでいいと思う。そもそも監督が勝利を追求しなかった、最善を尽くさなかったとしてもそのことを批判する気にはならない。だからいいじゃないか、と。長いプロ野球生活を見据えて無理に登板させなかったのはもちろん構わないし、野手としても出場させなかったことも、二番手三番手の投手ではなく四番手の投手を登板させたのも、決勝に向けて準決勝で温存しなかったことも別に構わないと思う。

しかし、僕みたいに「構わない」と思う人ばかりではなく、「こうすべきだった」と言う人は多い。佐々木選手の肩とか将来はどうでもいいから単に面白い甲子園が見たかったからと言う人もいるし、佐々木選手も投げたかったに違いないと言う人もいる。

甲子園球児を自分の娯楽のための消費対象と見なしてあれこれ言っている人は、言うまでもなくしんどい。そうじゃなくて、あくまで彼の望みに寄り添っているというつもりでの意見も、甲子園出場とか勝ちにこだわる価値観があんまり分からない。僕の分からないことにこだわりを持っている人がいるというのが薄気味悪く感じられてしまう。自分と違う感じ方、しかもなぜそのように感じるのかよく分からない感じ方をする人が世の中にはたくさんいて、そういう人の中で僕は生きていかなくちゃいけない。過度な一般化と悲観だけれど、そんなことを感じてしまう。そういう結論を確かめたくてネットを見てしまうのだと思う。

 

昼食を食べて新宿御苑を少し散歩する。まだ暑いが、日陰の草むらで寝転がって青空を眺めるのは気持ちよかった。屋外で寝っ転がれて視界いっぱいの青空を見れる場所というのはそれだけで希少だ。けどやっぱり屋外はそこまで心地よくなくて早々に撤退してしまった。

何だかイライラする。早く目が覚めた分寝不足なのもあるだろうとは思う。カウンセリングで何となく現実に直面したのもあると思う。仕事を再開する日が近づいてきて、具体的にイメージするだけでイライラしてくるというのもあると思う。放置してyoutubeを見ていたら悲しみに変わってきた。いつもイライラは悲しみに変わる。

仕事を始めたら朝8時に出勤しなければいけないこと、10時間近く職場にいなければいけないこととかのストレスはたまるのだと思う。転職しても変わらない恒常的なストレスは存在する。受け入れなくちゃいけない。受け入れて、それでも人生を有意義なものにし続けるためにはどうすればいいか考えなくちゃいけない。

 

小説の読み方についての本を読んでいてテンションが下がってしまった。やっぱりある種のエンターテイメント小説に射程を限定している本だった。僕は「面白い」の定義を狭めたくないし、書きたいものを書きたい。ウケるかどうかを気にする段になったら参考にするかもしれないが、今のところはどちらでもよいなという感想。むしろ、独断的で押し付けがましい書き方に、自分が他のジャンルを面白がっていた仕方を忘れさせられてしまいそうで嫌な気分になってしまう。読んで楽しむのも、書くのも、もっと自由に! と思う。