うつ病日記

うつ病で2018年秋から休職中

2019年8月5日月曜日

就寝時刻:28時

起床時刻:10時半

気分:60点(100点満点)

 

朝何とか起きられる。調子が悪いなりに起きてカフェに朝食へ。

適当に切り上げ、昼寝して、昼食にまぜそば。カフェに入って時間をつぶし、ブルーノート・トーキョーにライブを聴きに行く。マイク・スターン・バンド featuring 神保彰、ダニー・ウォルシュ & エドモンド・ギルモア。

http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/mike-stern/

最高に良かった。大当たりを引いたと思う。月曜日の1stステージということで客入りがそこまで満員じゃなくかったのもリラックスした雰囲気に貢献していたかもしれない。

マイク・スターンは少し甘えたしゃべり方がチャーミング。そして振り乱す髪も含めて、動き回ったり前の方の客に語りかけるような姿勢をとったり、立ち居振る舞いにフロントマンとしての華がある。そして繊細なニュアンスから場を盛り上げる速弾き、シンプルな音形にディストーションをかけて響かせるに至るまで、演奏に幅があって聴き飽きなかった。

神保彰はりりしくて、でももちろん正確にダイナミズムをコントロールして、盛り上がるところでは存分にパワーを発揮し、ドラムソロで変に流れを止めるようなことなくひたすらきれいに盛り上げ続けて最高にかっこよかった。

ダニー・ウォルシュのサックスも普通に美味かった。ギターとベースだけの演奏に的確にブロウと迫力を加えてくれた。力強くて聴き応えがあった。

エドモンド・ギルモア。ソロがどれもメロディアスでかっこよかった。一回あった長尺でのソロも盛り上げ方やスラップの効かせ方、とにかく何もかもかっこよかった。曲の色彩をさまざまに塗り分けつつ、芯から揺さぶってくれた。

思わず笑ったり声を出さずにはいられない、存分に技巧を発揮した熱い演奏。一人で聴いても大満足であった。

またブルーノートに来たいなと思ったし、ブルーノートに来れない大分の生活は嫌だなと思った。海外ミュージシャンはさすがに福岡に立ち寄ってくれないようだし。そこまで大きくクオリティに差はあるまい、この機会に福岡で聞ける国内ミュージシャンを掘り下げようというのも一つのあり方ではあるけれど、大いに気が進むものではない。